時差のある旅行で、服薬の記録を正直に保つ
時差は服薬の予定を崩します。崩し方は複雑ではなく、ただ面倒です。時計が動き、身体は動かず、端末は黙って時計の側につきます。
ほかの何より先に、私たちが答えるべきでない部分から。**自分のお薬の時刻をどう動かすかは薬剤師や医師への質問であり、空港でではなく予約の段階で聞いておく価値があります。**数時間のずれを誰も気にしないお薬もあれば、理由があって時刻が決まっていて、明確な計画が必要なお薬もあります。薬剤師はこの質問を百回は受けていて、2分で終わります。
以下は段取りの半分、つまり自分で片づけられる部分です。
着いたとき、端末は何をするか
iPhoneは自動でタイムゾーンを変えます。リマインダーアプリはほぼ確実に現地の壁時計の時刻で予約しているので、8:00に設定した通知はどこにいても現地の8:00に鳴ります。
通知は動きません。動くのは服用と服用のあいだの間隔で、しかもずれた時差とちょうど同じだけ動きます。画面上には何も知らせが出ません。
数値を表示
| 状況 | 次の服用まで | 差 |
|---|---|---|
| 通常の1日 | 24時間 | — |
| 東へ7時間飛んだ後 | 17時間 | 7時間早い |
| 西へ7時間飛んだ後 | 31時間 | 7時間遅い |
アプリはあなたが指示したとおりに動いています。ただ、昨日指示した内容が、今日は別の意味になっているだけです。
よくある二つの対処
頭の中では日本時間のまま。 日本のワールドクロックを追加し、どこにいても日本時間で飲みます。予測可能で明らかに正しく、そして2〜3日を超えるとつらい。夜の分を午前4時に飲むことになります。
少しずつ寄せる。 現地で落ち着かせたい位置まで、1日1〜2時間ずつ動かします。長めの旅程には優しく、多くの人が案内される方法でもあります。ただし一度に動かす幅、そもそも動かしていいかは、お薬によります。また薬剤師への質問です。
どちらにせよ実務は同じです。飛ぶ前に決めて、その決定に通知を合わせる。旅の途中で発見するのではなく。
荷造り、これは完全に自分の管轄
- 元の表示のある包装のまま。曜日ケースに移した裸の錠剤が、国境で説明を求められる原因です。薬局のラベルが「これはあなたのもので、これが何か」を示す書類になります。
- 預けず、手荷物へ。預入荷物は遅れるし失われます。お薬をそこに入れないこと。
- 分けて持つ。同行者がいるなら、半分を自分の鞄、半分を相手の鞄に。
- 旅程より多めに。遅延、欠航、もう一泊。数日分の余裕はコストになりません。
- 書いたリストを一枚。名前、用量、何のためか。紙か、電波がなくても見えるスクリーンショットで。GoodPillはPDFレポートとして作れますが、お薬袋の写真でも十分役に立ちます。
- 渡航先の規則を確認する。日本ではごく普通の処方薬が、別の国では規制薬物ということがあります。医師の英文証明を求める国もあります。自分の渡航先と自分のお薬について、出発前に調べてください。
- 要冷蔵のものには別途の計画を。保冷バッグと、航空会社の方針の事前確認。
アプリと戦わずに済ませる
どのアプリでも、摩擦を減らせることがいくつかあります。
- **着いたら通知の時刻を現地時刻に一度で変える。**毎回頭の中で計算するのではなく。通知の価値は「考えなくて済むこと」です。
- **実際に飲んだときに記録する。**時刻が変に見えてもです。乱れていても本当の記録の方が、整っている想像上の記録よりずっと役に立ちます。変な時間に落ちた分は空欄にせず遡って記録してください。GoodPillならカレンダーで過去の日をタップすれば時刻を直せます。
- **その週が変に見えることを見込んでおく。**旅行週の服薬率は実態より悪く出ます。実際にその回が予定どおりの位置に落ちなかったからです。それでかまいません。グラフを綺麗にするためにその週を消さないこと。その穴は情報であり、あとで記録を先生に見せるなら「旅行」がその説明になります。
短くまとめると
薬剤師に、時刻をどれだけ・どういう刻みで動かせるか聞く。元の包装のまま、手荷物で、数日分の余裕と書いたリストを添えて。着いたら通知の時刻を一度で直す。あるべきだったことではなく、実際に起きたことを記録する。
スケジュールの方は簡単な半分です。本当に注意を払う価値があるのは、出発前に聞く質問だけです。